武野紹鴎, 片桐石州, 玄々斎宗室, …

その道に入らんと思ふ心こそ   我が身ながらの師匠なりけれ 習いつつ見てこそ習え習はずに   よしあしいうは愚かなりけり 志深き人にはいくたびも   あわれみ深くおくぞ教ふる 恥をすて人にものとひ習ふべし   これぞ上手の基なりける 茶の湯とはただ湯をわかして茶を点てて   のむばかりなる事と知るべし